いわき市常磐 医療法人 心生会のご案内

織内医院

炎症性腸疾患治療

炎症性腸疾患とは・・・

原因不明の慢性腸炎であるクローン病と潰瘍性大腸炎を総じてIBDといいます。
長期に炎症を抑える治療が必要になります。

当院では長年専門治療を行ってきた院長・織内竜生によるIBD専門外来を行っております。

クローン病

口から肛門までの消化管のどの部位にも炎症を来しうる慢性腸炎です。主に回腸や大腸に潰瘍病変を来します。
10代後半~20代前半の若い人に発症する事が多く、慢性の下痢、腹痛などの腹部症状に加え、体重減少や発熱などの全身症状を来します。
また7~8割に痔瘻と呼ばれる肛門病変を合併し、肛門付近の皮膚が腫れて痛む、膿が出るなどの症状を来します。

必要な検査 :

大腸・小腸内視鏡検査、大腸・小腸透視、胃内視鏡検査、採血、必要に応じエコーやCT。
当院では小腸内視鏡検査以外は施行可能です。

必要な治療 :

レミケードやヒュミラなどの分子標的薬が治療の中心です。
これらの治療により劇的に治療成績が向上し良好なQOLが得られる事が多くなりました。
その他の治療法として薬物ではステロイド、免疫調整剤、栄養療法、白血球吸着除去療法などがあります。

潰瘍性大腸炎

大腸に生じる慢性の出血性腸炎です。幅広い年齢で発症しますが、20代後半~30代前半に好発します。
血便~粘液を伴う血便(粘血便)が必ず見られます。重症になると腹痛や発熱などの全身症状を来します。
長期経過により大腸がんの頻度も高くなると言われています。

必要な検査 :

大腸内視鏡検査 採血

必要な治療 :

ステロイドをはじめとした薬物療法、免疫抑制剤、レミケード、白血球吸着除去療法

診療時間

 
8:30~11:30
14:00~17:30

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