いわき市常磐 医療法人 心生会のご案内

織内医院

睡眠時無呼吸治療

当院では閉塞型睡眠時無呼吸症候群の簡易検査とCPAP治療を行っています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは・・・

閉塞型睡眠時無呼吸症候群は肥満やもともと顎が小さいなどの形状が原因で睡眠中に気道狭窄が生じ睡眠障害を来す疾患です。

睡眠に伴い舌の根元が気道を塞ぐため浅い睡眠となるため睡眠による疲れが取れず、日中の眠気や集中力低下を来し、重大な事故の原因にもなります。
さらに無呼吸によりストレスホルモンの分泌が刺激されるため、高血圧を合併する頻度が、普通の方に比べて1.5-3倍高くなり、狭心症、脳卒中などの動脈硬化に起因する病気も、約3倍多くなることがわかっています。

10秒間の無呼吸が1時間に5回以上、あるいは一晩中に30回以上認められた場合に睡眠事務呼吸症候群と診断されます

こんな方はご相談ください
  • いびきが大きい 
  • 寝ているときに息が止まっていると言われる
  • 寝ている割に眠気や疲れが取れない
  • 仕事中や車の運転中に強い眠気に襲われる
  • 太りぎみで首が短め、顎が小さい

当院でできること

簡易型睡眠時無呼吸モニター検査

ご自宅でできる検査です。いくつかのセンサーを就寝前に付けていただき、睡眠中の無呼吸の有無をみる検査です。

翌日に機械を病院に持参いただき、呼吸、心拍数などの解析を行います。無呼吸の回数が40回/時以上と多い場合はこの検査のみで以下のCPAP治療の適応になります。

無呼吸の回数が5~39回/時未満の場合は脳波も含めたポリソムノグラフィー検査を行った上でCPAPの適応を判断することになります。ポリソムノグラフィーは入院が必要になる検査です。行っている施設が限られており、紹介にてお願いする事になります。

CPAP治療(シーパップ:持続陽圧呼吸治療)

1時間で20回以上の無呼吸が認められる場合に適応となります。

CPAPは、睡眠時に専用の小さな機械を使い鼻にマスクを付けて空気を送り込みます。気道に一定の圧をかけることにより閉塞を取り除くため、無呼吸が改善します。これにより質の高い睡眠が得られるようになり、疲労回復、日中の眠気の改善が得られるようになります。さらに、長期的には高血圧や耐糖能異常の改善も得られ、長期的には脳卒中や心筋梗塞の発症を減少させる事ができます。

機械の貸し出しは保険適応となりますが、1ヶ月に1度の受診が必ず必要となります。

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